【阿久津篤史】文部科学省の有識者会議は27日、中学、高校の運動部活動での体罰などの許されない指導と、認められる指導の例を盛り込んだガイドラインを定め、下村博文文科相に提出した。許されない指導例として「長時間にわたって無意味に正座をさせたり立たせたりする」などを挙げた。6月にも全ての中学、高校に通知する。
このほか許されない例として、「熱中症を起こすかもしれない状況で、水を飲ませず長時間ランニングさせる」「相手の生徒が受け身をできないように投げたり、まいったと意思表示しているのに攻撃を続けたりする」「防具で守られていない特定の部位への攻撃を繰り返す」なども示した。
また、「殴る、蹴る」やパワー・ハラスメント、セクシュアル・ハラスメントにあたる発言も許されないとした。特定の生徒に対して独善的に過度に負荷を与えることや、身体や容姿、人格を否定する発言も禁止。「生徒との間に信頼関係があれば許されるとの認識は誤り」と明記した。
一方、「生徒が反抗して指導者の足を蹴ったため、背後に回ってきつく押さえる」「危険な行為をした生徒を指導するため、生徒の腕を引っ張る」ことは正当な行為と認めた。
Senin, 27 Mei 2013
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